思い出すことなど、など(第14話)

第14話:

 今日は、大学の2年のときの、オーケストラ部によるアメリカ演奏旅行の話をします。
失念していたぐらいですから、私の中ではあまり重要な位置を占めていないのかもしれませんね(笑い)。

 トロンボーンも、大学卒業後はいつのまにかタンスの肥やしになっています(笑い)。
 この演奏旅行は、私にとっては、最初の海外旅行でした。確か一週間か10日ぐらいだったと思いますが、アメリカの西海岸ロサンゼルスを中心に、大学や市民ホールなどで演奏しました。

 持っていった曲は、日本人の曲(お恥ずかしながら、もう曲目も忘れています)とメインがドボルザークの「新世界」でした。ちょっと、ありきたりでつまらない選曲ですが、まあ、このあたりが我々には無難(演奏可能な)だったのかもしれませんね。

 演奏は、会場の雰囲気などはおぼろに思い出せますが、内容はほとんど覚えていませんね。地元のメディアでも少し取りあげられたようですが、演奏の評判は大学オケとしては、まあまあだったようです(そう聞いているだけですが。笑い)。

 現地では2,3名一組になって、ホームステイをしましたが、私など英語もできずに、結構恥ずかしい思いをしました。今なら料理も多少分かるのでしょうが、出されたミートパテにジャムなど塗った覚えがあります(笑い)。
 当時、私はタバコを吸っていたのですが、ホストがしきりにタバコの害を説き(説いていたのだと思います。笑い)、禁煙しろとしつこく言っていたのを思い出します。

 演奏が無事終わり、観光をかねて地元のディズニーランドを訪れました。行く前は、それほど興味はなかったのですが、結構楽しめました。
 中でもスモールワールドは印象的でした。後年、日本にできてからは、2,3度訪れましたが、今は入場料も高騰していて、私にはなかなか高値の華ですね。

 あまり、アメリカ演奏旅行については記憶に残っていませんのでここまでにします。

 そう言えば、帰りにハワイに立ち寄りました。観光も少ししましたが、土産物を買って終わった感じですね。(笑い)

 次回は、再び大学院時代に戻って、少し奥さんとの出会いの話でもしてみます。
 あまり、書くと叱られるでしょうから、ほんのさわりだけですが。

*私のお気に入りの言葉

「じゃあ、秘密を教えるよ。
とてもかんたんなことだ。
ものごとはね、心で見なくては良く見えない。
いちばんたいせつなことは、目に見えない(Ce qui est important ,ça ne se voit pas)。」

ーサン=テグジュペリ『星の王子さま』21章、キツネの言葉より。

*今日のニケ
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