「思い出すことなど、など」(はじめに)

はじめに

 この春、神様から思わぬ贈り物を頂きました。あまり有り難くない病気です。(笑い)

 病院に入院中、ベッドの上から窓の外の景色を、ぼんやりと眺めていると、ふと昔のことなどを思い出します。
だいたいは、あの時こうしていれば、など後悔ばかりですが。(笑い)

 ある日、ふと自分の今までの人生を、記憶を頼りに「思いつくまま」書いてみようかと思いました。
それから、昔のことを振り返りながら、時々「思いだすこと」を書き留めてきました。

最初は、「私信」にして誰かに送ろうかとも思ったのですが、送られた方も迷惑でしょうし(笑い)、
最近、だんだん、恥も外聞も無くなってきて、自分のブログ(日記)に残してみようかと考えました。

 まあ、時々電車の中で、ブツブツ言っている人を見かけますが、これもそれと同じようなものです(笑い)。
言ってみれば、老人のたわごとです。

他人に、「自分の思い出」などを語るのは、おこがましいのですが、このブログを訪れる人がいるとしても、おそらくほとんどが私の知り合いぐらいでしょう。
「へぇー、あいつ(あの人)、こんな人生だったの」と、少し記憶に留めてくれたら嬉しいです。

 内容は、一応、時系列にしようかと思っていますが、時々思い付いた時代に飛ぶかも知れません。
それではお時間がある方は、これから少しの間おつき合いをして頂ければ幸いです。

 なお、ブログのタイトルは、恐れ多くも、漱石先生の『思い出すことなど』をもじらせて頂きました。