ディアナ・アダミヤン ヴァイオリン・リサイタル

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2022年12月2日(金曜日)

午後7時開演(午後6時30分開場)

武蔵野市民文化会館 小ホール
出演:
ディアナ・アダミヤン(ヴァイオリン)、高橋礼恵(ピアノ)

<プログラム>

◯  J.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調『雨の歌』Op.78

◯ E.バグダサリヤン:狂詩曲(ヴァイオリンとピアノ版)

ー休憩ー

◯ J.シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための5つの小品 Op.81より 
「マズルカ」「ロンディーノ」「ワルツ」

◯ J.シベリウス:4つのユモレスクより 第3番 変ホ長調 Op.89

◯ C.サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ短調 Op.75

アンコール:
クライスラー「ウィーン風小行進曲」「美しきロスマリン」
コミタス「鶴:クレーン」

演奏者のディアナ・アダミャンは、2000年、アルメニアのエレバン出身。
2018年、若手ヴァイオリストのためのメニューイン国際コンクール(2018年)で第1位、2020年、ハチャトゥリアン国際コンクール(2020年)で第1位を獲得しています。

最初のブラームスの出だしを聴いた時に、優しい音だなと感じましたが、その印象は、演奏全体を通じて変わることはありませんでした。今回の演奏では、特に、シベリウスの小品「マズルカ」が気に入りました。
また、アンコールで演奏したコミタス(彼女の母国アルメニアの作曲家)の「鶴:クレーン」は、哀愁を帯びたむせび泣くような演奏が心に残りました。