クレメンス&ユリア・ハーゲン チェロ・デュオ・リサイタル
<クレメンス&ユリア・ハーゲン チェロ・デュオ・リサイタル>
2022年10月4日(火曜日)
午後7時開演(午後6時30分開場)
武蔵野市民文化会館 小ホール
出演:
クレメンス・ハーゲン(チェロ)
ユリア・ハーゲン(チェロ)
<プログラム>
〇 J.ハイドン:二重奏曲 ニ長調 Hob. XII :3+5
〇 J.-B バリエール:2つのチェロのためのソナタ第4番 ト長調
〇 D. ポッパー:2つのチェロのための組曲 Op.16
ー休憩ー
〇 L. ボッケリーニ: ソナタハ短調 G.2
〇 M. バルトロメイ:光/Lich 2つの チェロのための OP.9
〇 J. オッフェンバック:チェロ二重奏曲 イ短調 Op.53-2
〇 N. パガニーニ:モーゼ変奏曲
アンコール:
Mario Escuder: Flamenco bulerias
Julius Klengel: Hymne. andante
……
父親のクレメンス・ハーゲンは、弦楽四重奏団ハーゲン・カルテットのチェロ奏者。
娘ユリアさんとのチェロの共演です。
本当に親子の息の合った素晴らしい演奏でした。
仲の良い雰囲気が、演奏からも感じられました。
どちらかというと、全曲を通じてクレメンスさんが、ユリアさんのフォローに回っていましたが、最後の難曲のパガニーニは、やはりクレメンスさんが主役をつとめていました。
本当に超絶技巧のオンパレードで、聴き応えがありました。
チェロのデュエットは、初めて聴きましたが、ハイドンやボッケリーニ以外の名前の知らない作曲家の曲も面白かったです。
また、オペレッタ「天国と地獄」の作曲家オッフェンバックが、青年期にはチェロのヴィルトーゾとして活躍していたことを、今回初めて知りました。
余談ですが、写真がなくて残念ですが、ユリアさんは恐らく母親似なのでしょう(笑い)、とても綺麗な女性でした(1995年ザルツブルク生まれ)。