石上真由子 ヴァイオリン・リサイタル

石上真由子 ヴァイオリン・リサイタル
画像の説明
2022年5月16日(月)
午後7時開演
武蔵野市民文化会館 小ホール

石上真由子(ヴァイオリン)
北端祥人(ピアノ)

<プログラム>

〇 バルトーク:ルーマニア民族舞曲
〇 ラフマニノフ:14の歌 Op.34-第14曲 ヴォカリーズ
〇 べートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」Op.24

ー休憩ー

〇 ラヴェル:ツィガーヌ
〇 エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
イ短調「ルーマニア民族風で」Op.25

※アンコール
 クライスラー:美しきロスマリン

演奏者石上真由子さんの経歴は、ブログラムによれば、高校2年で日本音楽コンクール第2位と聴衆賞を受賞。第7回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1位かつ全部門最優秀賞及びコンチェルトデビュー賞受賞とのこと。

演奏ですが、ラフマニノフのメロディーは綺麗ですね。少し甘ったるいですが…。でも「ヴオカリーズ」は本当に名曲ですね。

ベートーヴェンも、雰囲気・リズムがうきうきしていて、タイトルの「春」の意味がよくわかりました。

ルーマニアを意識したプラグラムで、最初と最後にバルトークの「ルーマニア民族舞曲」、エネスコ「ルーマニア民族風」を置くなどの面白い構成でした。

それぞれ、楽しめましたが、一番印象的だったのは、ラヴェルの「ツガーヌ」でした。とても刺激的で、目が離せない演奏でした。

また、音楽とは関係ない話ですが、休憩を挟んで前半(青衣装)と後半(黒衣装)と、衣装を替えて(お色直し)の演奏でした。今までの演奏会では、あまり経験したことはないような気がします。

もう一つ、関係ない話と言えば、チケットの宣伝に「医師免許」を持ったヴァイオニストとありました。
なかなか、異色のヴァイオリニストのようです。

最後に、コロナの影響の話ですが、今までは隣の席を空けるなどの対策が取られていましたが、今日は隣の席も使用され満席でした。今まで当たり前でしたが、隣に人がいると何か窮屈な感じがしますね。
こうして、再び感染爆発がない限り、少しづ時間がかかるでしょうが、ウイズ・コロナで日常生活が戻っていくのでしょうね。
ただし、もう以前と同じとはいかないでしょうが。