富田心 ヴァイオリン・リサイタル

富田心(ここ) ヴァイオリン・リサイタル
画像の説明画像の説明

2022年2月6日(日) 午後2時開演(午後1時15分開場)
武蔵野市民文化会館 小ホール

出演
富田心(ヴァイオリン)
沢木良子(ピアノ)

<プログラム>

〇 エネスク:《幼き日の印象》よりI.辻音楽師 Op.28-1
〇 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376
〇 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調

ー休憩ー

〇 チャイコフスキー《懐かしい土地の思い出》
〇 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番

<アンコール>
○ドビッシー/ハイフェッツ編 「美しい夕暮れ」

演奏者の富田心(ここ)さんは、プログラムのプロフィールによれば、2002年岡山県生まれ。生後6ヶ月で渡英し、4歳でヴァイオリンを始める。
2019年ウィーン国際音楽コンクール金賞、ベルリン国際音楽コンクール金賞受賞。日本人として史上初のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー優勝(弦楽器部門)。19歳の才媛の逆輸入とのこと。

やはり若さゆえでしょうか、どの演奏も力強く勢いがありました。
ラヴェルの「ブルース」と名前のついた2楽章のジャズのスイングも面白かったですが、圧巻は、プログラムの最後に置かれたグリーグで、迫力があり素晴らしい演奏でした。
CDや動画では感じられない舞台の「空気」に触れることができて、恐る恐る出てきた甲斐がありました。

※Coco Tomita (富田心) - Ravel Violin Sonata No.2 in G Major
https://www.youtube.com/watch?v=3C4HPAzC_oA