角皿と猪口(ちょこ)
「角皿」
(撮影:2020/12/20)
DATA:
粘土:赤土
釉薬:透明釉(外側)、チタン緑釉とチタン釉(内側)
焼成:電気酸化
寸法:17cm×17cmx1.5cm
「角皿」は、以前作ったものと同じ型の作品で、中の色を変えてみました。
左の緑はチタン緑釉、右のクリーム色はチタン釉です。
いつも同じ話になりますが、本当に色は不思議です。
教室では、「電気酸化」「電気還元」「灯油還元」の三種類の焼成方法がありますが、同じ釉薬や土でもこの焼成の方法によって色がまったく変わります。
また、窯の置く場所によっても違うそうです。
左の緑の方は、なんとなく思っていたような色が出ましたが、右のクリーム色はまったく想像とは違っていました。
実際に焼いてみなくては分からないのが、まあ、面白いと言えば面白いのですが。
「猪口(ちょこ)」
(撮影:2020/12/20)
DATA:
粘土:赤土
釉薬:兎の布(うのふ)
焼成:電気酸化
寸法:9cm×9cmx7cm
そばつゆの「猪口」が欲しかったので、作ってみました。
この作品は、電動ろくろを使って作りました。
今回、はじめて「トンボ」という十字の道具を作って、深さを測って同じものを三点作りました。
出来上がってみると少し重かったので、「しのぎ」というのだそうですが、削って少し軽くしました。
後で教室の人に教えられましたが、削る道具はもっと鋭いものを使った方が模様を綺麗に出すには良かったかも知れません。
いずれにせよ、三点セットで愛用したいと思います。