ロータス・カルテットによる弦楽三重奏

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ロータス・カルテットによる弦楽三重奏

2020年10月19日(月)午後7時開演

武蔵野市民文化会館 大ホール

出演
小林幸子(ヴァイオリン)
山碕智子(ヴィオラ)
齋藤千尋(チェロ)

ープログラムー

○ ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.9, No.1
https://www.youtube.com/watch?v=FE06WWf7Ios

○ ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ニ長調 Op.9, No.2
https://www.youtube.com/watch?v=pb4gJ2RXMKw

ー休憩ー

○ ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ短調 Op.9, No.3
https://www.youtube.com/watch?v=iq1di1EFjS8

本当に久し振りの演奏会です。

新型コロナの影響で、予約していた演奏会もすべて中止となり、最後の演奏会が1月でしたので、約9カ月ぶりの演奏会です。

三重奏ですから、本来ならば小ホールでの演奏でしょうが、感染防止のためでしょうか大ホールで演奏されました。

観客席は左右1席を飛ばした分散席で、マスクを着用しての演奏会でした。

こうした形でも、演奏会が開かれるのは嬉しいですね。

また、逆に隣が空いていて、ゆったりと聴けて、主催者には申し訳ありませんが有り難かったです。

以前(2018年)、このメンバーにマティアス・ノインドルフ(第2ヴァイオリン)を加えた、ロータス四重奏団でベートーベンの弦楽四重奏曲を聴きましたが、今日は《ベートーヴェン生誕250年記念》「ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 Op.9 全曲演奏会」と銘打った三重奏でした。

プログラムでは「…内面性の豊かな作品」とコメントされた第2番ニ長調が、個人的には一番気に入りました。

特に、第2楽章で静かに歌われた「悲嘆を表すような主題」は、とても綺麗なメロディーで印象的でした。

四重奏に比べて三重奏は、音響的には物足りないところもありますが、これはこれでシンプルで違った味わいがありました。

いずれにせよ、久し振りの演奏会を堪能しました。