アトリウム弦楽四重奏団

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アトリウム弦楽四重奏団
2017年11月27日(月) 19:00開演
武蔵野市民文化会館 小ホール

第1ヴァイオリン:ボリス・ブロフツィン
第2ヴァイオリン:アントン・イリューニン
ヴィオラ:ドミトリー・ピツルコ
チェロ:アンナ・ゴレロヴァ

プログラムは、以下の通りです。

○ブラームス: 弦楽四重奏曲 第1番 ハ短調 Op.51-1
https://www.youtube.com/watch?v=1lClVkzF8Ic
○ヴィトマン : 弦楽四重奏曲 第3番「狩の四重奏曲」

ー休憩ー

○ブラームス: 弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.51-2
https://www.youtube.com/watch?v=kAKlN-k34JI

アンコール:
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ

2曲目のヴィトマンは、現代作曲家でクラリネット奏者とプログラムの解説にありましたが、とても印象的な曲でした。
「狩り」というタイトル通り、演奏者が奇妙な叫び声を上げたり、全曲(12分)せわしないリズム中心で、メロディーらしきものはあまりなく、追い詰められた「チェロ」が最後に殺されて幕となるという奇妙な曲でした。
最初のブラームスの第1番が、重厚で重い曲でしたので、組み合わせとしては良かったかも知れません。
最後のブラームスの第2番は、短調の暗い中にも、2楽章などは美しいメロディーがちりばめられていて楽しめました。
全体として緊張感のある、良い演奏会でした。