デーニッシュ弦楽四重奏団

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デーニッシュ弦楽四重奏団

2018年6月8日(金)19:00開演
武蔵野市民文化会館:小ホール


プログラム

○ モーツァルト: 弦楽四重奏曲 第17番 変ロ長調 「狩」 K.458
https://www.youtube.com/watch?v=RL2TTWrxiAg

○ 北欧伝統音楽集

  • 休憩-

〇 メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 Op.13

ルネ・トンスガード・ソレンセン(第1ヴァイオリン)
フレデリク・オーランド(第2ヴァイオリン)
アスビョルン・ノルガード(ヴィオラ)
フレーデリク・スコイエン・シェーリン(チェロ)

デーニッシュ(Danish)弦楽四重奏団は、その名前の通りデンマークの若手の四重奏団です。

プログラムの解説によれば、2006年デンマークラジオの「アーティスト・イン・レジデンス」として活躍。

2009年ロンドン国際弦楽四重奏コンクールで優勝。

リンカーン・センター室内楽シリーズに2013-14シーズンに招かれ2公演で演奏。

これが、彼らの後の活動の出発点となったようです。

最初に舞台に登場したとき、若くて颯爽とした印象でした。

モーツアルトは、冒頭、とても綺麗な和音で始まりました。
演奏も若々しく好感が持てました。

2曲目の北欧伝統音楽集は、北欧のダンスや民踊などの伝統音楽を編曲したもので、4曲披露してくれました。

リズミカルなダンスもそれなりに面白かったのですが、北欧の「もの悲しい」と言ってしまえば陳腐ですが、「透き通るような哀しみ」(これもどこかで聞いたような気もしますが。笑い)、独特の切ないメロディーはやはり良いですね。

今回の演奏では、この北欧伝統音楽集が、私には一番面白かったですね。

最後の、メンデルスゾーンは、以前、ロータス弦楽四重奏団のベートーベン特集の時に、挟まれていましたが、やはり、演奏者が違い、前後の曲が違うと印象も違いました。

どちらが、良いとは言えませんが。

アンコールは、北欧伝統音楽集から一曲繰り返して聴かせてくれました。